離職して気付くこと。
それは無力になるということ。
・会社員時代に面識のあった業者は会社からの威圧でお付き合いはなくなる。 (これは別に困らなかったけど)
・会社員時代の功績は全く関係なくなる。
・会社の部長から一個人になるので業者が足元を見てくる。
・クレジットカードが作りにくい。
・前年の会社員時代の収入換算で健康保険と年金がまともに請求される。
(年収1,000万円超→個人はキツいですね。)
・とにかく信用されない。
これから独立起業される方はしっかりと資本金の蓄えをしてください。
現在会社員の方は副業としてしっかりお金がきれいに回せてから
独立の計画を立てましょう。
例えば月収35万円の方が独立する場合、
国民健康保険や年金、所得税などを考えると利益で60万円くらいを確保できていないと厳しいです。
しかも、利益が出た分で次の仕入れを増やしながら事業拡大しないといけませんから、やはり先に月商200〜300万円は回していないと厳しいと思います。
仕入れにクレジットカードを使用するのであれば
利用枠を増やさなければいけません。
目標月商300万円ならば600万円以上の枠を用意せねばなりません。
クレカ枠を増やすのは多少時間がかかるだけでそんなに難しくないですけどね。
20代の方でも簡単に増やせます。
少し話が逸れましたが、やはり個人は信用されません。
私にはリアルコミュニケーションという術がありましたから、何とかなりましたが。
それと起業後の資金借り入れも、過去の信販信用履歴が汚れていると不可。
どこも貸してくれません。
ある程度借りて、綺麗に返しておくのが信用を高める最適手段のようです。
さて、悪いことも究極に降り注ぎまして・・・
無理矢理に借金させられそうになったり、家の権利を取られそうになったり、極め付けは大量下血により緊急入院。
私と死神が背中合わせという状況にまでなったのです。
当時のバックアップ企業や仲間からは誰一人として声も掛からず。
なるほど、これが個人ということか。と、妙に納得ができました。
そこまで追い込まれてようやく
“自分のことを自分で決める人生” への
第一歩が踏み出された気がします。
提携とはいえ “バックアップ” があったことで気持ちが緩み、それによって自分で決められない部分が多くなり、自由がないこと、結局は困っている人に手を差し伸べたいという目標であるのに逆にぶら下がりになってしまっていました。
“死ぬ気になって頑張ります!”
なんて、よく聞くセリフですが、死を意識するって中々にできないことです。
しかし私は運良く経験することができました。
“俺達に明日はない!” が正解でしょうね。
しかしこんな昭和のスポ根みたいなことが信条なのではなく、成功できない人の分析をしてみると真逆の考え方だなぁと思ったのです。
こんな私でも、最大にプレッシャーをかけられている時は、朝の出勤の際に
「今日も生きているから大丈夫」と、自分に言い聞かせて出かけたものです。「やったるぜ!」とはならんのです。
まるで息絶え絶え。
いま色々なストレスがかかっている人は思い切って籠の中から出てみましょう。もしくは、出た自分をバーチャルイメージで見てみましょう。
先が見えてくるかもですよ!
「挫折は人を大きくする」
などと、偉そうな表題つけましたが、
「挫折(失敗)は、自分の環境選択レベルを上げる」が正解なような気がします。
自分に不利となる関係は、早く切った方がいいということです。
それによって付き合ってきた仲間が消えて寂しいような気がしますが、所詮はそこまでの付き合いだったということです。
どうでもいいことのです。
相手もそう思ってますよ(笑)
最後は一人になってしまうかもしれませんが、突き進んでいけば
新しい仲間と出会います。
人生で最も不要なもの、それは「依存・執着」です。
いそん
【依存】
- 《名・ス自》他のものによりかかり、それによって成り立つこと。
しゅうじゃく
【執着】
- 《名・ス自》ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。
「あの人のせいで私がうまくいかない」
「会社が私を活かせていない」
「旦那のせいで私が。。。」
などなど。
そもそも読み方も間違っていました(笑)
「いぞん・しゅうちゃく」だと思っていました!
もちろんそれでも合っているのでしょうけども。
生きていく上では、色々な壁が迫ってきます。
壁を壊したりよじ登ったりしながら、失敗を繰り返す中で成功例を得ながら前に進んでいくのです。
そしてそれは「依存・執着」を排除した個人力が必要なのです。
そんな個人が集まって初めてチーム力となるのではないでしょうか。
まずは何にも負けない個人力をつける。
この時代を生きる生命力、稼ぐ力をつける。
様々な苦境も、乗り越えてしまえば自分の力となる。
挫折も失敗も、未来をどう生きるかで “挫折” でも ”失敗” でもなくなります。
(苫米地先生の著書より)
もっと上へ。
突き進みましょうよ!
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